農業高校〜面接〜
先日は高校時代の牛の飼育をあげましたが、今回はそんな農業高校へ入るための入試面接を紹介します。
農高生活〜牛を育てた3年間〜はこちら☟
面接って緊張しますよね。
返答は用意してあってもその場の空気に持っていかれそうになったり集団の場合、他の受験生との差にプレッシャーを感じたり…。
農業高校の面接も普通科の高校と変わらず
- 中学校名
- 名前
- 志望動機
- 中学生活
- 部活動
- 将来
- 自己PR
その他諸々といった一般的な面接です。
ただし!!
それに加えて専門的な質問が2、3個付いてきます。これが厄介なんですよね。
私の面接の場合
質問1「好きな動物とその理由」
まぁ余裕です。農業高校ですもの。動物を育てるんですもの。想定内。
質問2「自給自足について」
これもまぁ余裕です。農業高校ですもの。植物だって育てるんですもの。想定内
質問3「動物の糞について」
え、フン!?糞についてってなに??
予想外すぎました。しかし、集団面接の中で後に行けば行くほどパクリっぽくなってしまうことを恐れ1番に手をあげてしまったのです。
回答「動物の糞は、においや排出物ということから避けられがちですが、畑に撒くことで肥料になり、植物が育ち、その植物を動物や私たち人間がいただくというサイクルにおいてとても大事なものだと思います。」
的なことをおどおどしながら言いました。
1番最初に言ったので正解がわからず不安でしたが後の人たちもなんとなくおんなじようなことを言っていたので安心しました。
農業高校に関わらずこれから面接がある方々、予想外の質問にはお気をつけ下さい!
農業高校〜牛を育てた3年間〜
今週のお題「激レア体験」
私のまぁまぁ激レアだと思う体験なのですが、高校3年間牛の飼育に携わっていました!
とは言っても、うちは酪農家でもなければ牛舎なんて持っておらず家にはペット1匹さえいません。
私が通っていた高校が農業高校だったので、牛を学校で飼育していたのです。
その日常を紹介します。
牛当番
月に2~4回まわってくる当番なのですが、その日が一番牛の世話をします。
学校で飼っている牛はホルスタインという種類の雌牛で、主に牛乳を作らせてくれる牛です。
朝の仕事
一番きついのが朝です。開始なんと6:20。
これには5時台の始発じゃないと間に合いません。乗り遅れたら遅刻です。
学校に到着後すぐに作業着に着替えて長靴を履いて牛舎へ足を踏み入れます。
ここから作業開始です。各学年によって仕事内容が違うので学年ごとパートナーと協力して進めていきます。
1年生☞育成牛の部屋掃除、エサやり
2年生☞成牛のしっぽ洗い、乳拭き
3年生☞成牛の回りの掃除、搾乳の前絞り、搾乳機械の取り付け
簡単に説明しましたがこれで40分程度かかります。
その後教室に行き日中は授業を受けます。
夕方の仕事
終礼が終わったらすぐに牛舎に行き、着替えて作業開始です。
朝の仕事と内容はほぼ同じです。
連休の仕事
動物を育てるのに休みはありません。
土日祝日は先生や学校が雇っている方が面倒を見ますが、春休み・GW・夏休み・冬休みは出てこなければなりません。
作業時間も変わらないので朝仕事終了から夕方仕事までの間は約8時間もあります。
その時間は家に帰って良いのですが私は帰ってまた来るのが面倒なので友達を学校に呼び出して遊んだり寝たりしていました。
農業高校では普通科の高校では体験できないことをたくさん体験できるのでいろいろな激レア体験をしたと思います。
その一部を今回紹介させていただきました。
他にも農業高校での体験をたまーに書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。